MLPA解析例
MLPA法による遺伝子解析例
MLPA法は、1組の共通PCRプライマーを用い、1サンプルで45領域までのマルチプレックスPCRを行います。増幅産物をシークエンサーで分離し、各増幅断片が示すピーク面積値を、それぞれのコントロールデータと比較することで、ターゲット領域の数的変化を検出します。
遺伝子・染色体変異(欠失、挿入)の大きさと検出方法
コントロール(健常人)サンプルと、BRCA1遺伝子エクソン13に欠失が生じたサンプルのMLPA®解析結果
- (A):コントロールサンプルの結果 [C:コントロール断片、1A~24: BRCA1の各エクソンを示す]
- (B):BRCA1遺伝子エクソン13の欠失サンプル(BRCA1 del-exon13)の結果

フラグメント解析結果の解釈に関するイメージ図
- 欠失例(1コピー):
- 連結化特異プローブ量が正常の半分に減少した結果、PCR増幅産物量も約半分程度(65%以下)に減少します。
- 挿入・増幅例(3コピー):
- 連結化特異プローブ量が正常の1.5倍に増加した結果、PCR増幅産物量も約1.5倍程度(135%以上)に増加します。
※双方のアレルでターゲット領域に変異が生じている場合、また性染色体上に1コピーしかない遺伝子がターゲットの場合は、PCR増幅産物が消失するか、倍加するかの変化を示します。
