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MLPA法の原理

MLPA法の原理

プローブの設計

MLPA法では、まず、それぞれターゲットとする遺伝子(領域)に対して特異的に結合する隣接した2つのプローブを用います。また、各プローブにはユニバーサルプライマーによるPCR増幅を可能にする共通配列を結合させ、さらに、スタッファーシーケンス(サイズ調節塩基配列)を融合させることで、それぞれ異なる増幅断片長になるように設計されています。

プローブのハイブリダイゼーションとライゲースによる一本化

標的遺伝子配列にハイブリダイズした隣接する2つのプローブは、ライゲースにより連結され一本化されます。プローブは、遺伝子ごと、exonごとでターゲットを設定することが可能です。また、各プローブの3’/5’部位をSNP部位やメチル化部位に設定することにより、SNPタイピングやメチル化解析にも用いることができます。

PCRによる増幅

連結化プローブを標的遺伝子から遊離させ、さらに、ユニバーサル蛍光標識プライマーでPCR増幅を行います。このPCRによって、異なる連結化プローブの長さに従った、さまざまな長さの増幅断片が得られます。

フラグメント解析

PCRで得られたそれぞれの増幅断片は1領域ごとで長さが異なっているので、電気泳動解析によって検出されるシグナルは、各領域に対応しています。また、ピーク面積は連結化プローブ(標的遺伝子領域)の存在量を反映しております。その結果、遺伝子(exon、染色体)の欠失・増幅を部位特異的にかつ定量的に捉えることが可能になります。

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